密着取材 20日目 晴れ
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ポット犬の変顔!?
ポットのフタがパカッと開き、空高く宙を舞った花はポットの中へ。
謎の"花舞い現象"はポット犬の仕業だった。
花畑に咲いた花を口でつまんで真上へ飛ばしては、器用にポットの中へと入れていた。
テンポ良く次々にポットへ入れていく様は、見ているこちらも楽しくなる程だ。
しかし、途端に花が宙を舞うのが止まったかと思うと、ポット犬が花を抜くのに苦戦しているのが目に入った。
かなり踏ん張って様に見える。
おかげでいつものかわいい顔がちょっとヤバイ。
「ポット犬・・すまぬ・・」
罪悪感にかられながらも、私はそっとシャッターを押した。